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2013年2月

2013年2月11日 (月)

★『キャッシュ・オン・デリバリー』を見る。アパッチ砦の攻防が好きな人は絶対好き。

ということで、『キャッシュ・オン・デリバリー』の本編の感想をネタバレしつつ書きますのでご注意ください。

★作:マイケル・クーニー 小田島恒志訳
★野坂実 演出

★エリック 馬場良馬
★リンダ  野呂佳代
★ミスタージェンキンズ 清水順二(30-DELUX)
★アンクル・ジョージ 難波圭一
★ミズ・クーパー 岡本麻弥
★サリーチェシントン 高瀬郁子(BQMAP)
★ミスター・フォーブライト 石部雄一
★ドクター・チャップマン 我善導(WAHAHA本舗)
★ブレンダ・ディクソン 平野史子
★ノーマン・バセット 小林顕作


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あらすじは公式サイトをご覧ください(笑)。
いや、昨日友人に話を説明しようとしてぐだぐだになったので・・・。


妻と仲良く暮らす主人公エリック・スワンは、失業した事を妻に言えずに、あの手この手で不正に色々な給付金を受給する事で生活資金を稼いでおり、さすがにもう止めよう!と思い立つところから物語は始まる。

彼は昔この家に住んでいた人がまだ居るかのように設定したり、間借り人ノーマン(独身もうすぐ結婚する靴屋勤務)を勝手に木こりで妻子ありに仕立てあげたり、勝手にいろんな登場人物を作ることで社会保障の給付を受けてきた。
まずは手始めに、「木こりのノーマン」が死亡したと連絡し、給付を打ち切ってもらう事にする。

そしてやってくる社会保障省の調査員ジェンキンズ。
ジェンキンズに対しては、前にこの家に住んでいたトンプソンの振りをするしかないエリック。
しかし、ジェンキンズには「この家の大家であるミスタースワンにもハンコを押してもらわねばならない。そして、ハンコを押すところには私が立ち会わねばならない」と言う。
自分がミスタースワンとは言えないため、誰かをミスタースワンに仕立てあげる事を考えるエリック。


以降は新たに登場人物が増えるたびに、事態の収拾をつけるために別人のふりをするエリック&ノーマンと、勝手にあらゆる勘違いを繰り返す人々でにっちもさっちもいかない状況に。

さらには、出勤したはずの妻リンダが帰宅。
エリックについて何かを疑っている。

果たして彼はこの窮地を脱して無事に給付金詐欺を止められるのか??


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パンフレットに翻訳者の小田島さんが「三谷幸喜がレイ・クーニーが好きだと言っていて、そのレイ・クーニーの息子マイケルクーニーが書いた脚本。三谷幸喜とレイ・クーニーは得意としていることが似ている。そのレイにマイケルはすごく似ている」というような話題を書いているが、まんま「アパッチ砦の攻防」でした。

主人公が大前提としてとある大嘘をついていて、そんな主人公がいる家に次々人がやってきて、次々新たな勘違いを繰り返し、にっちもさっちも行かなくなる。
主人公は果たしてこの窮地を脱する事ができるのか??
ちょっと切ない理由でこの状況に追いやられている事も似ている。

そして時計が現在進行形で動いているのも似ている。

しかし今回の作品を見に来た人でアパッチ砦=東京ボードヴィルショーを見ている客層はほとんどいないであろう所がちょっと残念。
これアパッチ好きな人は絶対これも好きなはずなんだけど!!
ま、私もテレビ中継で見たので生では見ていないのですが。


とにかく無理やりこの状況を推し進めようとするエリックがばかばかしくも情けなくも可愛い。
無理やり相棒にさせられるノーマン小林顕作さんのフリーダム力技演技も素晴らしい。

「ノーマンの息子」が実は耳が不自由だという設定になっていることが分かってからの周りのオーバーリアクションとか、ドアごしに会話が普通に通じちゃって疑われるとか(笑)。

序盤で説明している「支給されたブラジャーとかマタニティとか」が妻の疑いにつながる所とか、ボランティアのサリーをブレンダだと勘違いするリンダの会話がちゃんと繋がっちゃうところとか、いちいちおかしい。


家のセットが、真ん中にソファーがあり、上手から、キッチン(家事室と裏口?)、ダイニング、玄関、2Fへの階段、寝室、と5か所の出入り口があって、そこから人々が入ったり出たりバタバタとする所が視覚的にも面白かった。


ついにミズ・クーパーがやってきて全てが明るみに出るラスト。
何だかんだ言っても主人公のやっている事は犯罪なので、一体どう着地するのかなとハラハラしていたが、「いやいやそんなうまくいっていいのか」と思わないでもないけれども、いい所に着地して、みんなハッピーで一件落着。

・・・だが待ておじさんの件は放置しているよとか、ブレンダにフォローがまだ入ってないよ~とか、色々気になるんだけど大団円(笑)!!

まあファルスだしね!!

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★エリック・スワン=馬場良馬

初・馬場さん。
ひとつ前の記事にも書いたが、イケメンをこういう普通の舞台で見た経験があまりないので、正直割とイケメンに対して構えている所があるのだが、今回はスーツだし年齢相応だし、本当に普通に「すごくかっこいい演劇人」だった。すごく自然。

冒頭のノーマンとのやり取りは、「なんだその大仰な仕草は!」と思わないでもなかったが、見ているうちに気にならなくなった。
エリックは頭のいい流されやすい見栄っ張りのお調子者なんだと思う。
失業した事を妻に言えずに、ある日たまたま送られてきた前の住人宛の給付をそのまま受け取り、禁断の扉を開ける。

ジョージおじさんがさらに輪をかけてお調子者で、二人で何とかなるさ~と流されているダメっぷりがいとおしい(笑)。
ラスト、何かいい人風に「これは全て僕一人が考えた事で誰も関係ない。ノーマンは僕に脅されて協力しただけだ。」「一番辛かったのは、リンダ。君に嘘をついていたことだ」と誠心誠意語るが・・・いや、ノーマンは本当にその通り今日急に巻き込まれただけだよ!!と心の中でツッコミを入れた人は多かろうと思った。
何かうっかり感動しちゃうけどね(笑)!

終盤どうにもならなくなって、本来まったく関係ないサリーとフォーブライトに対して態度が荒々しくなるんだけど、そこはちょっと違和感が。
まあ実際関係ないからキレるのも分かるが。

しかしエリックは全ての基点なので、膨大な台詞量で地味にアクロバティックにソファーを飛び越えてみたりしていて、「ほんとに中々稽古に参加できず」な状態で良くやったな~と感心。
まあ時々カミカミになってたが。
しかし本来「ものすごく忙しい中がんばった」のは観客にとっては何の関係もないことで、だから馬場君にはもうちょっと楽ちんな環境でこの作品をさせてあげたかったな~と大きなお世話なんだけどすごく思った。

やっぱり、この作品は絶対に素に戻ってはいけなくて、顕作さんに対して素で絶対に反応しない位の時間を共有しておくべきだと思うし(笑)。すごく面白かったけど、時々テンポが微妙かな。と思うところがあって、でもそれはもうちょっと全体に時間を共有できていたら解消したんじゃないかな。と思えた所だったので。

基本的にはとなりにノーマン=小林顕作さんがいる事が多いので、長身小顔手足長い!!!!!という事が本当に際立ってた。スーツ似合うな。

馬場君は何か可愛い印象が前からあったけど、生で見てもやっぱり可愛かった。
愛らしさがある人が基本好きなので、馬場君もやっぱり好き。と思った。

ラスト、リンダとの間に全然夫婦感がないのがちょっと不満(笑)。
結婚10年目なんだし、もっとラブラブしてください。


★ノーマン=小林顕作さん
昔コンドルズと宇宙レコードに居る事だけを知っていたころは、何か勝手に脱力系というか淡々とした人なのかとイメージしていた。全然違ったよ!!力技の人だったよ!!

ということで顕作さんは影の主役とでも言うべきノーマン。
この作品を上演する際は、まったく同じ戯曲でノーマン主役版と今回のようなエリック主役版があるそうで、なるほど納得。

結婚を控えた彼は、大家さんエリックに丸め込まれて、この嘘つきゲームに協力する羽目に。
ノーマンは死んだ事になっているので、その息子のふりしたり、耳が聞こえないふりしたり、新たな設定を作り出したり、大忙し。「もういやだーっ」みたいな魂の叫び(笑)が何度もあるんだけどめちゃくちゃ面白かった。

ミセススワンの振りをしろと言われて女装する羽目に陥っていく時のリンダの勘違いにぴたりと合っちゃう所とかもおかしい。

ひたすら全力疾走している感じの大熱演で、彼の激しいアクションにはまってリンダ佳代ちゃんが笑ってしまいなかなか立ち直れなかったり、馬場君が素になっちゃったりする位激しかった(笑)。


★ジョージおじさん=難波圭一さん
お気楽なおじさん。難波さんと言えば「タッチ」のかっちゃんですが、薔薇座の人だったのか!
彼がドクターに女装を楽しむところだと思われていく会話の勘違いっぷりと、リンダにドアにばんばんぶつけられる所しか覚えてない位インパクトあった(笑)。

気絶して死んだことになってたり、わりとぞんざいに扱われて結構激しく動いている役なんだけど、難波さんは最後まで軽やかにお気楽にこの世を渡り続けていて、エリックもすごく可愛がっているのんきなおじさんでとっても素敵だった。

この叔父にしてこの甥あり。


★リンダ=野呂佳代さん
元AKBなのは知ってたけど、どんな方なのかは全く知らなかった。26才位と踏んでいたので、馬場君より年上で驚いた。
私の隣の席の方が男性一人でいらしていて、本当は野呂さんのファン?と話しかけてみたかったが勇気がなくてできなかった・・・無念。

給付でもらった女性ものの色々を見つけてしまい、夫が女装趣味なのでは??と疑う妻。
我が家に来ている人々のあらゆる事を勘違いしさらに夫への疑惑は濃厚に。
「全てわかっていたわ」と、おじさんと一緒に女装を楽しんでいたのね・・・とリンダは話していて、エリックは悪事がバレたと思って話している所のすれ違いっぷりが面白い。
あとノーマンへの疑惑も。

つねにきぃぃぃぃっと怒っている人だけど、何か可愛い所がいいなと思った。
エリックとリンダは何だかんだ気の合ういい夫婦だと思う。
お互いすごい愛しているし。色々間違っているけど。

ラスト、全てが明らかになった時に、「健やかなる時も、病める時も・・・でしょ?」と彼を受け入れる場面がすごく好きなのだが・・・馬場君感想にも書いたが、もっとラブってください。10年連れそって、実は失業しててもうっかり犯罪おかしちゃってても、でも受け入れる位好きなのだから。
初めて会った人と儀礼で交わすハグ。みたいなハグしちゃいかーん(笑)。


★ミスタージェンキンズ=清水順二さん
怪しいスワン家にやってくる調査員。
だがどんどん巻き込まれて、なぜか洗濯機の調子を見たり、お酒で酔っ払っちゃったり、最後は雷に打たれたり、踏んだり蹴ったりな人。

清水さんは熱い!!体育会系!!!みたいな雰囲気があるくせに、芸風は飄々としている所が好き。
熱い人々にさらっとツッコむ。
ノーマンとのやり取りが面白い。今何で会話が通じてたんですか???とか。


★ミズ・クーパー=岡本麻耶さん
スタイルが良すぎて、一体いくつの人なのかさっぱり分からないのが微妙だった(笑)。
たぶんオールドミスイメージなんだろうなと思うんだけど、体型がおっぱい盛ってるけど(笑)それ以外がスレンダーで足も細いし中年ぽさをまったく醸し出していないので。

2時間半の舞台で最後の20分位しかいないんだけど、ラストに導く重要人物。頼りない部下ジェンキンズとは異なり、来てすぐに事態を飲み込み、エリックを追い詰める。

ラストは出来すぎ!!なんだけど、まあコメディだしね!!というのと、ちょっとなんでも給付金出し過ぎじゃない??みたいな皮肉とかがあるのかな~と、そして犯罪とは言えそこをうまく突いてあらゆる給付を受け取っていた頭の良さと目のつけどころは素晴らしいと思うのも確かだなと思った。

結構お茶目な所が良い。


★サリーチェシントン=高瀬郁子さんと、ミスター・フォーブライト=石部雄一さん
すごく滑舌よくてしゃきしゃきしていて、善意のかたまりだけど何かずれてる、ボランティア。&彼女が連れてきた律儀な葬儀屋。
彼らは実は何の関係もないんだけど、あくまで善意により、可哀想なノーマン・バセット氏の弔いをしようとしている。
サリーの、まったく悪気のない善意の押しつけっぷりとか、迫力とか、実際にいたら嫌だけど見ているとすごく面白い(笑)。
フォーブライトのきちんと仕事を遂行する職人ぷりも楽しい。
気絶しているだけのジョージおじさんを遺体だと思い込み、事態はさらに悪化。

基本この二人により常に事態がかき回されていて、エリックがでっちあげた死因によりさらに大変な事態になったり。ラストの、エリックとのストレッチャー攻防が酷い(笑)。


★ドクター・チャップマン=我善導さん
見た目がまず面白い。ちょっとずるい。まんがみたい。何かを含んでいるような笑顔。
リンダが疑う「夫は女装趣味なのではないかしら」を次々裏付けていくドクター。
エリックをジョージおじさんと、ジョージおじさんをエリックと勘違いている、ドアばーんっの攻防が好き。


★ブレンダ・ディクソン=平野史子
冒頭から存在は明らかにされている、ノーマンの婚約者。
登場はかなり終盤。ちっちゃくて可愛い。
本物ノーマンはノーマンの息子という事になっており、ノーマンは死んだことになっているため、せっかく訪ねてきたのに「実はノーマンはもう結婚していてしかも今日死んだ」という衝撃的事実を知らされ茫然・・・。

で、終盤のバタバタで私が忘れちゃっただけかもしれないが、ブレンダは最後まで誤解が解けないままに終わった気がするのだが。
エリックとノーマンは「僕は仕事を見つけて君は結婚♪」みたいなハッピーな雰囲気になっていたが。

劇中一度もノーマンと一緒に出てこないのがちょっと残念。


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パンフレットの写真と実際の衣装が同じなのは、一見当たり前だけど意外とそうでもないので、初めて見る人が多い私には親切設計でよかった。

衣装は発砲の福田千亜紀ちゃんなんですね。
最近普通の「現代の現実の世界」な舞台を全然見ていなかったので、久々に普通の衣装で普通に可愛いな。というものを見られて楽しかった。

セットも色使いが綺麗で可愛い感じでよかったし。


全体では、途中テンポが微妙かな~と思うところがあったので、そこが改善されるともっとよかったなと思ったが、出演者が一切アドリブをしない事で笑える。という笑劇の王道作品を見られてすごく面白かった。


こういう作品こそ、「劇団」がやってくれると面白いと思うんだけどな。
すでに出来上がった人間関係の人でやった方がプロデュース公演よりも面白いのではなかろうか。
ただ、こういう作品をやりそうな、若めの劇団てまったく思いつかないけど。

給付設定とか乾いた雰囲気は無理だけど、うわーどうしよう~バタバタ。という点だけでいうと、ヨーロッパ企画役者陣をちょっと見たいかな。
本多君あたりにノーマンをやってほしい(笑)。右往左往。いやキャラ的にはジョージおじさんかな。
ヨーロッパ陣は巻き込まれる方の人ばっかり思いつくが。永野さんとか。

★『キャッシュ・オン・デリバリー』を見る。やっぱりイケメンはこういう舞台をやるべきだ!と思った(笑)。

愉快な話を見たい!!!と思って先日『キャッシュ・オン・デリバリー』を見てきました。東京千秋楽。

★作:マイケル・クーニー 小田島恒志訳
★野坂実 演出

★エリック 馬場良馬
★リンダ  野呂佳代
★ミスタージェンキンズ 清水順二(30-DELUX)
★アンクル・ジョージ 難波圭一
★ミズ・クーパー 岡本麻弥
★サリーチェシントン 高瀬郁子(BQMAP)
★ミスター・フォーブライト 石部雄一
★ドクター・チャップマン 我善導(WAHAHA本舗)
★ブレンダ・ディクソン 平野史子
★ノーマン・バセット 小林顕作

まずは周辺の感想を色々。

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私のイケメン予習により覚えた「テニミュの人」、馬場良馬氏。
彼が2年前からやっている、カトケン事務所がやっていそうな愉快な翻訳劇をやるシリーズを一度見てみたいな~と思っていた。

が、なかなか機会がなくて、今回やっと見られた。うれしい。
&連日残業のやさぐれライフ中の私にはすごくいい選択だった!!ひたすら笑って終了。

あとキンケロシアターに初めて行ったのだが、あの規模の小劇場の中では一番いい座席環境では?と思う。
周りの幅も割とあるし、椅子自体いい椅子だし、程よく傾斜があって見やすいし。のんびり見られてよかった!
さすが愛川欣也。

私が何だかんだすごーく詳しくなったイケメンは割と舞台で実際に見る事が多かったんだけど、馬場君は私が見たことあるイケメンとは共演しまくっているが私は見る機会がなくて、今回が初。
(今年見たイケメンだけでも、辻本祐樹君とも林剛史氏とも滝口ゆっきーとも磯貝龍虎氏とも大山真志君とも内藤大希君とも共演していたと思う。ってほぼテニミュの時だけどそれ以外でも色々被ってたと思う確か。)

だが、私は割とイケメンをイケメン舞台で見る事が多くて、見た目と役が特殊である事が多いため、上手いんだか何だか分からない特殊スキルがすごいな~。と感心して、実際の所がどんなかわからないで終わる事が多々ある。が、今回は「イギリス人」である大仰な動きはあるものの、「スーツ」「失業中」「結婚十年目」という普通の人な馬場さんは、頭ちいさいな~ほっそいな~とは思うものの、「なんかすごくかっこいい普通の演劇人」であった。

最近原作まんが系のイケメン舞台に対して、演者に対しても、観客に対しても、色々と切ないなと思う事が多かったので・・・馬場君がイケメンくくりかどうかはよく分からないんだけども、こういうカトケン事務所みたいな、「これぞ演劇!!」な作品を、いかにも小劇場役者陣+イケメン+元AKB野呂佳代ちゃんという布陣でやってくれたのはすごくいい作品チョイスだな~と舞台好きとしてはうれしい。

作品と出演者から想像していたよりもずっと、「馬場君の舞台を見に来た!!」という感じの9割女子観客とか、馬場君ブロマイドとか佳代ちゃんブロマイドとかの物販にちょっとびっくりして、あ~これはコンドルズファンがやってくるとか、マイケル・クーニーファンが来るとかじゃなくて、あくまで馬場君の舞台に翻訳劇が選ばれて、合っている小劇場役者が揃えられたんだな~と。

やっぱり、出ている役者さんにも、見に来たそのファンの方にも「舞台って面白いよね!」て共通で語れるような作品にも出てほしいなとすごく思うので。
もちろんイケメン舞台もそれはそれで面白いし、彼らの特殊スキルは本当にすごいと思うんだけど、それだけで終わってしまうのはすごく切ないなと思い。
まあ馬場君はテニミュ以外はあんまりまんが原作系は出てない?と思ったんだがそういえば1年前に緑の髪の人やってたか!!緑って!!!!ていうか原作はまんが(白黒)なのになぜ髪の色緑????カラーの時は必ず緑なのか?????


しかし、特に誰のファンでもなく、「何かひたすら愉快な話が見たい!!」「せっかくだから馬場良馬氏を生で見てみたい」「顕作さんを見たい」程度で行った私としては、「私馬場良馬ファンじゃなくて何かすいません・・・」みたいな気持ちになった(笑)。
パンフ買った時に、一瞬売り子さんとの間に「それだけ???(ブロマイドとか過去DVDとか買わないの??)」ていう間が出来たし(笑)。


しかし、この時期馬場さんは地球を守っていて、現在そのファイナルツアー中なのに途中で舞台入れるってどんなスケジュールなんだ!!!!!!!!と驚愕。すごい体力と気力だよ・・・と、やたら台詞が多く、しかも絶対間違っちゃいけない内容を見ながら思った。


千秋楽だったので、一人一人挨拶があった。
劇場も狭いからみんなリラックスしててアットホームな雰囲気ですごくほっこりした気持ちになった。

佳代ちゃんが劇中笑っちゃって、しばらく立ち直れなかった事を難波さんがいじったり。
「面白いことがあったら、後ろ向いて笑ってればいいよ~と野呂ちゃんに言ったのは僕です」と。「本当に笑うとは思わなかった(笑)!」。
佳代ちゃんのこと「野呂さん」て馬場君が紹介したから、何か丁寧だなと思ったらば佳代ちゃんの方が年上だったのか!と後でパンフ見てびっくりしたり。(まあノンティーとか呼ばれてもびっくりするけどさ)
麻耶さんが挨拶したら最後列の男性から声援が飛んだり。
平野さんが「ダンナ様と一度も舞台で会えないけど、裏では優しくしてもらっている」と発言したらば「何か誤解されそうだからそういう事言わないで」って言ったり。
皆の挨拶中麻耶さんと佳代ちゃんがちょこちょこ話してるのが可愛いな。とか。
顕作さんが「こんなに舞台中笑われたのは初めてです!」とあいさつしたり。←佳代ちゃんだけでなく馬場君もはまってほぼ素だった場面があるので。

突然顕作さんが面白い事をしてくれる事になり(笑)、さすがの謎パフォーマンス=ライブ中のミュージシャン設定が突如始まり『2F席(そんなものはない)もありがとう』とか言い始める=で盛り上がったり。
何故か石部さんも巻き込まれ、「小道具があればものボケが」とかいきなりセットの観葉植物を出されて困惑したり。
我さんも巻き込まれ「無理!」てなったり。
という一連の色々に馬場氏はそのまま後ろのセットのソファにちょこんと座って受けてたり。←可愛い。

清水さんが真面目に馬場さんを褒め称えたり。

「本当になかなか稽古に行けなくて」「本当にみんなに助けてもらった」「本当に周りの方々に支えられて」と、私の中では「ほんとに」連呼と言えば内藤大希。な大希君以上に「ほんとに」連呼で周りへの感謝を表明する馬場さんに、ああ本当に大変だったんだな~と、でも面白かった!!と、いやしかしもっとのんびりした時期にがっつり稽古してくれると多分この作品もっと面白いと思うんだよな~何で今だったんだろ??とか、いろんなことを思いました。

役者陣はこれ以上何かすることは出来ない限界値までがんばってたと思うので、せっかくいい座組だからパーフェクトな舞台をもっと作れる環境をつくってあげてくださいよ。と思う。


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うーん突然大希君の名前出したのは、私が直近で見た舞台で大希君が「ほんとにみんなやさしくて」「ほんとに楽しくて」「ほんとに」と、「ほんとに」連呼して最終的に迷子になってお兄さんズ(船戸さんとか)に助けを求める挨拶を見た所だったので(笑)。イケメンつながりで思い出した(笑)。

それと、その時にちょっと切ないな~と思ったことがあり。
私が普段イケメン舞台見る時は基本的にアウェーな感じでいつもドキドキしながら見に行っている。
しかし、内藤大希氏は私にとってはホームである所の、十数年見続けている劇団スタジオライフに客演されたので、私の中では大希君は「ライフらしい作品に客演した役者さん」で。(ライフ以外でも大希君の舞台は見てるのだが)

大希君は思っていた以上にものすごく馴染んですごくフロルでまつしん(←相手役)ともいいコンビで良かった!と思って、でも大希君ファンの方々の感想とかをちょっと見てしまった時に、何かちょっと切ないな~と思う事があったんです・・・正直。
うーん大希君はイケメン舞台にも出てるけど基本的には不思議な作品チョイスをしていて、突然流山児事務所とか新国立とか出る人だから、ファンの方は演劇耐性があるタイプなのかなと勝手に思っていたのですね。が、「11人いる!」を、すごくイケメン舞台的にご覧になっている方が割といるんだな~と思って何かちょっと切なかった・・・。

もちろん観客がどう作品をみるかは自由で、それぞれが楽しめればよい事だし、そもそも物語としての「11人いる!」はそんなによくできている訳ではないと思うので何とも言えないんだけど。

なんだけど、何かせっかく役者陣もがんばっているし、何かもうちょっとこういう方向からも見てほしいと勝手ながら思ってしまう・・・みたいな気持ちがやっぱりあった・・・具体的に書かないとわかりづらくてすみませんが・・・。


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といった、普通の役者である所のイケメンがイケメン系舞台とかいろいろに出つづける事で観客の方々の期待が一部偏ってしまう事の切なさをすごく感じていたところに、あんまりイケメン舞台だと思ってなくて見に行った今回の作品が意外とイケメン舞台というか、「馬場良馬作品」なんだけど、舞台自体はすごく普通に愉快な演劇作品だったことがすごく楽しかったな~。と思って、思い出されたのであった。

あ。馬場さんの挨拶でもういっこ面白かったのがあった。
満席で階段席まで出ていたのを感謝する馬場氏「痔に気を付けて」的な座席環境が悪い中見てくれてありがとう♪な意味の発言をしたところ、清水さんがすかさず「痔とか言わない!」「イメージが!」「リュウさんのイメージとかあるでしょ」とツッコミを入れていた。
痔って。

ということで、本編の感想は次回。
何か最後は切ない感じになっているが、話はただただ面白かったです。
行ってよかった!!!

★ケビン君おめでとう~&久々にISUサイトを見る。

フィギュアスケート四大陸選手権をちょこっとだけTVで見ました。
しかし普通のフィギュア好きだと、NHKが放送権を持たなくなってから、世の中にペアとアイスダンスがあるという事を忘れてしまう感じにまったく放送されなくて本当に哀しい。

フィギュアスケートが一般的にちょっと有名になったけど、フィギュアファンにとってはかえって住みづらい世界になってしまったと感じるよ(泣)。

さて四大陸男子シングル。

ケビン・レイノルズ君が優勝しましたね。4回転を3回も決めほぼパーフェクト演技で素晴らしかった!!
カナダ人スケーターは常に世界のトップに君臨しているので、ケビン君もこの流れに乗ってがんばってほしい。
ああ見えてパトリックチャンと同じ年だったのか!!

そしてそして、すごくうれしいな~と思ったのは、ケビン君の振付を日本が誇る振付師宮本賢二氏が行っていること。
高橋大ちゃんの振付でオリンピックメダルが取れた時もすごくすごくうれしかったけど、日本人ではない選手の振付で大きな大会で優勝できてすごくよかったと思う。

みやけん振付はあっこちゃんと大ちゃんのイメージが強くて「すごいキメキメ」な印象があって大好きなんだけど、今後もがんばってほしい。
こういう所に人材がいるというのが競技の広がりを示すことだと思う。

みやけんは日本人がアイスダンスをやってもアンタなら許す!という、日本人にはあんまり出せない大人な雰囲気とか色気とかがあって好きな選手だったので、引退後何かふっくらしちゃったよね(号泣)とか、ああ日本人スケーターイケメン枠が~。とか思ってたけど(笑)、近年振付師として素晴らしい活躍をしている姿を見られることはとても幸福です♪


・・・とか何か前から知ってる風に書いたけど、今年のみなさんの振付が誰なのかさっぱり知らなかったので(笑)、久々にISUの選手紹介をちょこちょこチェックしてみました。


高橋大輔選手のプロフィールを改めて見てみて、彼は本当に、武史が切り開いた道をさらに突き進んで行ったんだなと感慨深かった。日本人で初めてのオリンピックメダリスト。日本人で初めての、世界選手権優勝。日本人で初めての、グランプリファイナル優勝。

ISUは色々どうでもいい情報も書いてくれるので(笑)、彼には兄弟がいるけどみんなスポーツはやってないよ。とかのミニ情報も充実。
大ちゃんはヤグディンとプルシェンコと日本の本田武史が好き。で、武史っていうのは世界選手権で2回銅メダルに輝いた選手だよ。と、細かく説明してくれているのも相変わらず親切でよいなと思った。


全日本選手権で町田樹選手のキスクラにランビエールが居て、樹の結果は残念だったが視聴者的にはものすごく眼福だった訳ですが・・・今年は元選手振付師としては、ジェフリーバトルがすごく活躍しているのですね。
ゆづるのフリーはジェフリーだったのか!!知らなかった・・・。←この辺が適当。

適当フィギュア好きなので、バトルが振付をやっているらしい、位しか知らなかったが、ゆづる君のほかにも何かいろんな選手の所に名前が挙がっててびっくりした。

最近はTV放送の仕方にイラっとしちゃうことが多くて、でもスカパーに入ってすべての試合を見たいというほどでもないのでフィギュアを昔ほどの情熱を持って見ている訳ではないのだが、やっぱりいろんな選手の活躍は見ていて楽しいので、これからもいろんな国の選手の、全ての競技を楽しみたいな~と思う。

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